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つぶやき

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ジョンロブから手紙が来てなにかと思ったら、また一人知ったスタッフの方がベルルッティから移ったようだ。

「空冷のポルシェじゃないと、、ポルシェじゃないよね。」

とか、

「自前でムーブメント作ってない時計メーカーは機械式時計とは認めないよ。」

とか、

そういう系列の話をする、なんかめんどくさいオッサンになりたくないからずっと我慢していたが、、

あえてつぶやきたい。

僕は個人的には3年くらい前のベルルッティが一番、靴としても、顧客サービスにしても、好きだったなぁ。。

その頃お世話になったマネージャやスタッフもみんなジミーチュウ、コルテ、ジョンロブなどに移ってしまったし。

ブランドを中核に据えて、いい時こそクリエイティブディレクターを変え、スタッフも客も含めて馴れ合いをさせない厳しさこそがLVMHグループが、ブランド帝国たりえる由縁なんだろう。

さて、ベルルッティのアレッサンドロですが、以前の記事の通りユニオンワークスにてオールソールをしてもらったところ質実剛健なイギリス靴的なソールに生まれ変わり、その代わり若干元の繊細なディティールからイギリスとフランスのハーフに変化してしまったというところでした。

さて、このアレッサンドロ。

先日履いてみたところ、「履き心地がかなり変化」していました。

実は、オリジナルのアレッサンドロは履き心地はよかったのですが、歩くと若干疲れやすかった靴だったのですが、オールソールしてソールがしっかりしてからずいぶんと楽になりました。

これは発見でした。

ソールを張り替えることで、履き心地も変化、改善できるのですね。

ディティールを取るか履き心地を取るか?は購入者の意志ですし、履き心地にも、たくさん歩いての疲れにくさか、普段のフィット感か、足を圧迫しないラクさ加減なのかといった尺度もいろいろです。

その日の、シュチュエーションに歩く量、歩く地面、天候などを考慮して朝の靴選びを行うのがよさそうです。

ユニオンワークスでの修理は最初はディティールのみを見て、オリジナルのディティールが損なわれたかのようなコメントをしましたが、靴としてはパーティー靴から、だいぶ実用的になってかえって普段履きやすくなりました。

ユニオンワークスでベルルッティをオールソールをしたらどうなるのか?

この疑問に答えるべく、ベルルッティのアレッサンドロをユニオンワークス青山店にオールソールに出してきたのが2週間前。

きっかり2週間で家に修理完了したベルルッティが届きました。

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すっかりきれいになって戻ってきました。

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ソールはブラックです。

縫い目もしっかり隠されて、きれいな仕事でさすがです。

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が、、、ちょっとソールが厚い。。。

非常に残念なんですが、これでは底だけイギリス靴です。

上半身のエレガントさに似合わぬ下半身の力強さ。。

イギリス靴の質実剛健さと、パリのエスプリの融合、、とか言うと、まるでエルメス傘下のジョンロブパリの説明みたいですが、、

まるで、そういうハイブリッドな靴になってしまいました。

ジョンロブパリというより、なんて言うんでしょう。。ボディはスポーツカーで足回りだけ四駆というような、、、なんだかポルシェカイエンの説明みたいですがそういう感じです。

これは、純正で修理したアンディと比べてみるとすぐわかります。

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えっ?わからない?

ぜんぜんちがいますよ。およそ1mmくらい厚いんです。

たぶん営業に履いて行くにはいい靴になりましたが、若干気になるところではあります。

でも、アンディはともかくアレッサンドロは壊れるの早いように思っていたので、質実剛健なモデルに生まれかッわったのは嬉しいことです。

 

 

 

 

 

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先日 アンディをオールソールをしたのですが、同じ年に購入したアレッサンドロもなんとソールに穴が。。

しかも、このアレッサンドロ、そもそもデビュー戦が大雨という、雨を呼ぶ靴で、なぜかいい天気で出て行ったのに帰るころにはどしゃぶりということがなんどかあったせいもあり、アッパーはキレイにしていたのですが、ソールはかなり傷んでしまっていました。

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縁のカビとぱっくりあいた穴がなんとも無残。。アッパーがピカピカでもソールがこれでは、別名「びんぼっちゃま」になりかねません。

というわけで、アンディはベルルッティに直接持ち込んで新品のようにしてもらいましたが、今回はその時にふと思った、あの修理の名店「ユニオンワークス」さんならベルルッティをどう修理してくれるのか?

という靴バカ界におけるまさに「矛盾」。この靴ほど美しい靴はないという靴のカリスマvsどんな靴も修理するというリペア界のカリスマ「ユニオンワークス」の夢の対決を実現することに。

(おおげさですが。。)

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というわけで、やってきました青山のユニオンワークス。

かなり久しぶりです。前回来たのはオールデンのUチップを修理してもらった時なので、おそらく、、、4年くらい前でしょうか、、青山の店ができてすぐだった気がします。

お預け期間は2週間とのこと。ベルルッティでの純正修理は3~4週というところでしたので、少し早い。メニューはレザーのオールソール。

踵のパーツタイプだけ選びお預けという運びに。

そして価格は、21000円とかなりリーズナブル!?でした。(あくまで純正修理よりは、、、ですが。。)

15000円以上の修理の場合は郵送で完成した靴を送料無料で送ってくれるとのことだったのでお願いしました。

あとは、仕上がりを楽しみに待つばかりです。

また届いたらブログにアップします。

http://www.union-works.co.jp/

 

 

 

 

 

 

先日ベルルッティのアンディの踵が減ってきたので、銀座店に持っていくと、ソール(靴底)がかなり擦り減っているとのこと。
他にも、私は足の小指が出っ張っているので、必ずインソールの小指のところが擦り減ってしまうのですが、そこもかなり擦り切れているとのこと。

このアンディ、買って以来気に入ってオフに結構履いていたので仕方ないのですが、お店の方に「どうされますか?オールソールとインナーやり直し。」と聞かれて、うーん。。「じゃぁお願いします。」と言って預けてきました。

待つこと1カ月弱。。

今日仕上がったとのことで取りに行くことに。

ベルルッティはおそらくディティール優先なのでおそらく製法はマッケイだと思うのですが、キレイに仕上がっておりまるで新品のようです。

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インソールも完全に新品に入れ替えられていて、もちろんブランドロゴもくっきりで完全に生まれ変わってくれました。

ただし、いくつかオールソールをして残念なことに失われてしまったディティールがあります。

1.飾り釘
デムジュールはソールに「Berluti」という飾り釘がされているのですが、これは製造時に本国(とお店では言われていたが、おそらくファクトリーのあるイタリア)で打ち込まれているもので、日本の職人では再現ができない。

2.ソールのパティーヌ
同じくデムジュールでは、ソールにも緑のパティーヌが施されていました。
これも、クラブなどと同じ普通のソールになります。

3.サイドのコバにされていた「B」の刻印
ベルルッティの靴にはサイドのコバに「B」というBerlutiのイニシャルマークが刻印されているのですが、これもどうやら製造時のみでジャポンで修理しても打ち込んではくれないようで、無くなってしまいました。

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デムジュールが凝った造りをしていたというせいもありますが、少しさみしいところではありますが、履かずに飾るよりはジーンズに合わせてガンガン履く方が靴も本望だとは思うので気にしないことにします。

ちなみに気になる正規店でのオールソール&インソール交換のお値段ですが、38,640円(税込)でした。

私はアンディは仕事には履いて行かないので、週に1回履くくらい。
約3年で交換と言う感じなので、(たぶんもうちょっと履けたとは思いますが、あと半年くらいでソールに穴が開く感じでした。)

ベルルッティ買う時にはメンテ費も頭に入れておかないといけませんね。

ユニオンワークスとかで修理した場合はどんな仕上がりになるんでしょうかね。

今回正規店で修理してよかったのは、やはり新品と同じ部品で修理してくれることです。
上記のように細かいディティールで失われるところはありますが、ソールのロゴなどはちゃんと入っているので本当に新品と言っても分からないです。

クラブラインのアレッサンドロが今度へたってくると思うのでこちらは興味本位にユニオンに聞いてみようかなぁ。と思います。

 

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またショッピング欲が出ている今日この頃。
仕事のストレスが上昇↑=靴増える という方程式から少し解放されていたのですが、また最近仕事がキツくて、ショッピング欲に向かっています。
もうすぐ、家族も増えるのに、自分のモノなんかそっちのけで、、、とはいかず、むしろ、駆け込み需要的な状況です。

・・・で、、ずーーーーーーと、ずーーーーーと欲しかったけど、買えなかったベルルッティのブリーフケースをついに買っちゃいました。
あーあ、やっちゃった。。どうすんの?どうしよう?

私は元々PCを持ち歩くので、どうしても荷物が多く、2層のブリーフケースが日頃から必須なのですが、意外とこの2層のブリーフケースというのはいいものがありません。
TUMIとフェリージみたいなナイロンはあるのですが、革のものはほとんど見かけません。
また、あっても重い。。。というわけで前からベルのドゥジュールが欲しかったのですが。。

昨日、、たまたま銀座で財布に傷が入ったので並木通りの店でメンテがてら話しをしていると、ドゥジュールが今モデルチェンジしており、4万円程高くなっているとのこと。。

何が変わったかというと、新モデルは、横に肩掛けストラップをつける金具が付いたらしい。。

・・・・・・・
・・・・・
100%いらんのですけど。。。ストラップなんて。。

その上高くなるなんて、、、しょんぼり。。

ちなみに旧モデルのキャビアカラーがあるか調べてもらったら、もう日本にはないとのこと。。

ショック!と思っていたら、旧モデルの他の顧客の取り置きのキャンセル品がブラックだけど1個だけあるとのこと。

ブラックといっても、パティーヌの具合を見るとほとんど私の好きな緑w!

旧価格にしてもらえるという話しも聞き、、、
まよった挙句、思い切って、ゲットしてしまいました。。

あー、明日からまた仕事がんばろ。。

 

 

 

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銀座の時計店アワーグラスでパテックフィリップとベルルッティのコラボレーションの展示会があるということで、パテックサイドから招待状が来た友人の誘いで行ってきました。
私はベルからDMが来ていたので、「同じ山を違う道で登るバカ」ということなんでしょう。
友人は5月のベルルッティの食事会に行ったことがあり、まだベルを持っていないということで時計そっちのけでデムジュールのアレッサンドロに見入っており、結局「日本刀のようにしてくれ!」という無理難題をカラリストにオーダーし購入w
んでもって私はというと、つられてタトゥーのストレートチップを気に入ってしまい購入という運びになりました。
もともとラバーソールに見えないラバーソールが実装されているタトゥは気になっていたモデルなので、悩んだ末に購入。
一切値引きもセールもないベルルッティにしてはめずらしく、展示会中に購入すると純正シューキーパーとワックスとブラシがもらえるという太っ腹ぶりで結局お得さに負けてオーダーとなりました。
今年はこちらで打ち止めにしとこうと思います。

 

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何かと追い立てられる月末。
ちょっと一息気分転換といえば、ホテルオークラのシューシャイン。
久々にゲンさんのところに行ってきました。
今回は、たまたま夜会食があったのでアレッサンドロを履いていきました。
先日のアンディのフリーケアでプロの技を見せ付けられて、多少自信がついてきていた靴磨きもまた修行のしなおしと考えていたところ。
ベルの顧問でもあるゲンさんの技を盗みに行きました。
写真の通りあっという間にピッカピカ(つま先に青空が映ってマスw)なのですが、、、
ゲンさんは既に製造中止となっているキウイのブルーと、ベルルッティの純正ネイビーを基本にオリジナルのクリームを使っていました。
(私がネイビーのパティーヌの為)
ゲンさん曰く、ベルルッティの純正クリームは着色が若干弱いとのこと。普段のメンテなら問題ないけど、ここ一番!シャキッとさせるには多少工夫が必要とのこと。
まぁ毎回のことながら、結局、マネはできないプロの技なわけでした。
なにはともあれピカピカになって満足ですが、、、
次回から、どうしても磨いて欲しいときは、持ち込みで行こうと思いました。
というのも、今回、私が磨いてもらっている間にフラッと来た老紳士。
この方も、どうやら私と同じく気分転換に来たようなのですが、私が磨いてもらってるので、散歩してからまた来ると言って、戻ってからも少し待たれていたのですが、、、、
どこかで見たことあるような、、、
エーと、エーと、、、
すると、ゲンさんが、おにーさんコンピュータ関係だったよね。
あのひともコンピュータ関係だよっと一言。
「あっ。。。」
そうだ、、間違いない。
経済同友会の理事もしていた、、某世界的コンピュータ企業の会長サン。。。
っていうか、ゲンさん。
コンピュータ関係って同じにされたらあちらさんに申し訳ない。
いい靴履くのも、覚悟がいるなぁ。。
ちょっと身の丈を考えました。
私はここで気取って一息つけるほど何かを成し遂げたのか?とフツーに考えてしまったり。。
そうさなぁ。。
「靴を磨きなさい。そして自分を磨きなさい。」
ってオルガのおばちゃんも言ってたもんなぁ。。
まだまだ人生修行だなぁ。。
いい靴買うのもいいけど、、
靴に負けない仕事できるようにならないとっ!
次からは、持ち込んで、手漉きにお願いするようにしようと思ったのでしたw

 

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昨年購入したベルルッティのデムジュール アンディが、無料で磨きをかけてくれるとの手紙をもらいまして、早速預けてきました。
待つこと一週間。
本日取りに言ってみると、、
いやぁ、、あれですよあれ。。店頭に置いてあるピッカピカのベルルッティにボクのアンディもなってました。
自分でも純正ワックスで磨きはかけていたつもりですが、まだまだでした。。マイリマシタ。。
今年はまだ、源さんのくつみがきの集いは催されていないようですが、なんとかこの磨き。。自分でもできるようになりたいww
なにはともあれ、つま先と踵の光り具合に満足しています。

さて、昨日今日と、銀座をブラブラしながら靴も懲りずにチェック。。
ユナイテッドアローズGLR:ジャランの新作が入荷していました。
バーガンディの外羽根フルブローグと、黒ストです。
値段は31000円!相変わらずの激安グッドイヤーです。
フルブローグは、持っていない型なので、買おうかなぁ。。とちょっと思案してしまいました。
外羽根フルブローグといえばオールデンという手もありますが、10万円は比べる対象としても価格差がありすぎ。。

トゥモローランド丸の内:オールデンの茶スエードのストレートチップ、レイドンラストが一押しで置いてありました。
あと、黒スエードのストレートチップのタンカーブーツも入荷してました。
どちらもキレイなのですが、先日ラコタハウスで見た、ウィングチップの記憶があるので、妥協感がイヤで今回はパス。

どこのショップも春物新作が入荷し楽しい季節になってきました。
ブッささる靴に出会うまで、物色物色ww

 

 

 

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クリスマスイブに取りに行ってきました!
私の自分へのクリスマスプレゼント。ベルルッティ クラブラインのアレッサンドロです。
ノルベのものも見せてもらったのですが、結局ミーハーな私は、ベルルッティ=マッケイということで華奢なマッケイのアレッサンドロをチョイス。
色は限りなく黒にちかいネイビーを全体に、つま先だけ黒にしてもらいました。

いやぁ。思ったとおりのでき前ですごく嬉しく思っています。
前回のアンディがオフ専用だったのですが、今回のアレッサンドロについては面白くもない他人の結婚式(独身者のひがみですw)でつま先を見て退屈をしのぐのにも使えるオン仕様として使おうと思います。
早速足を通してみましたが、甲が高い私としては非常に楽チンです。
単純に慣らし履きみたいなものも不要なのでとっても楽な靴だということでしょうね。

ネイビーの靴は初めてですが、ちょっといいなと思っています。
もう少しバリを増やすのもおもしろいかもですねー。

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