修理・メンテナンスの最近のブログ記事

私の乱暴な履き方と度重なる雨天使用でひどいことになっていたチーニーを、靴オタ界では有名なリペア工房「ユニオンワークス」と、新進気鋭のシューシャイン職人工房「ブリフトアッシュ」にお願いして再生しようというこの企画。

ついに、ブリフトアッシュにお願いしてたリカラーが完成して送られてきました。

職人さんからの手書きの手紙が添えられて。

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かなり濃いブラウンにしてくれたようです。

自然と色はすこしづつ抜けていくと思われるのでこれからが楽しみです。

雨染みがひどかった部分もわからなくなっていていい感じです。

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ブリフトアッシュといえば、シューシャインですが、リカラーした今回の靴もしっかり磨きをしてくれたようでつま先もピカピカです。

これくらい濃いブラウンの靴はいままでもっていなかったので、ラインナップが増えたようで嬉しいですね。

せっかくダイナイトにしたのですが、こういうことをしたときに限ってさっさと梅雨があけてしまいました。。(涙)

とにかく、お蔵入り寸前だったチーニーがまた最前線に復帰。

今回のブリフトアッシュのリカラーは12,600円 納期は2ヶ月でした。 

 

 

 

 

 

 

さて、ベルルッティのアレッサンドロですが、以前の記事の通りユニオンワークスにてオールソールをしてもらったところ質実剛健なイギリス靴的なソールに生まれ変わり、その代わり若干元の繊細なディティールからイギリスとフランスのハーフに変化してしまったというところでした。

さて、このアレッサンドロ。

先日履いてみたところ、「履き心地がかなり変化」していました。

実は、オリジナルのアレッサンドロは履き心地はよかったのですが、歩くと若干疲れやすかった靴だったのですが、オールソールしてソールがしっかりしてからずいぶんと楽になりました。

これは発見でした。

ソールを張り替えることで、履き心地も変化、改善できるのですね。

ディティールを取るか履き心地を取るか?は購入者の意志ですし、履き心地にも、たくさん歩いての疲れにくさか、普段のフィット感か、足を圧迫しないラクさ加減なのかといった尺度もいろいろです。

その日の、シュチュエーションに歩く量、歩く地面、天候などを考慮して朝の靴選びを行うのがよさそうです。

ユニオンワークスでの修理は最初はディティールのみを見て、オリジナルのディティールが損なわれたかのようなコメントをしましたが、靴としてはパーティー靴から、だいぶ実用的になってかえって普段履きやすくなりました。

さて、チーニーの再生プロジェクトですが、ユニオンワークスで行っていたダイナイト化が完了しました。

次は色入れです!

今回は楽しみですねー

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しっかりダイナイトソールにしましたよー

 

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ダイナイト化も完了しました。

あとは、色替えですね。 写真にも出ていますが雨じみがひどいので、きれいになるとよいのですが。。。

 

 

 

ユニオンワークスでベルルッティをオールソールをしたらどうなるのか?

この疑問に答えるべく、ベルルッティのアレッサンドロをユニオンワークス青山店にオールソールに出してきたのが2週間前。

きっかり2週間で家に修理完了したベルルッティが届きました。

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すっかりきれいになって戻ってきました。

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ソールはブラックです。

縫い目もしっかり隠されて、きれいな仕事でさすがです。

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が、、、ちょっとソールが厚い。。。

非常に残念なんですが、これでは底だけイギリス靴です。

上半身のエレガントさに似合わぬ下半身の力強さ。。

イギリス靴の質実剛健さと、パリのエスプリの融合、、とか言うと、まるでエルメス傘下のジョンロブパリの説明みたいですが、、

まるで、そういうハイブリッドな靴になってしまいました。

ジョンロブパリというより、なんて言うんでしょう。。ボディはスポーツカーで足回りだけ四駆というような、、、なんだかポルシェカイエンの説明みたいですがそういう感じです。

これは、純正で修理したアンディと比べてみるとすぐわかります。

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えっ?わからない?

ぜんぜんちがいますよ。およそ1mmくらい厚いんです。

たぶん営業に履いて行くにはいい靴になりましたが、若干気になるところではあります。

でも、アンディはともかくアレッサンドロは壊れるの早いように思っていたので、質実剛健なモデルに生まれかッわったのは嬉しいことです。

 

 

 

 

 

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先日 アンディをオールソールをしたのですが、同じ年に購入したアレッサンドロもなんとソールに穴が。。

しかも、このアレッサンドロ、そもそもデビュー戦が大雨という、雨を呼ぶ靴で、なぜかいい天気で出て行ったのに帰るころにはどしゃぶりということがなんどかあったせいもあり、アッパーはキレイにしていたのですが、ソールはかなり傷んでしまっていました。

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縁のカビとぱっくりあいた穴がなんとも無残。。アッパーがピカピカでもソールがこれでは、別名「びんぼっちゃま」になりかねません。

というわけで、アンディはベルルッティに直接持ち込んで新品のようにしてもらいましたが、今回はその時にふと思った、あの修理の名店「ユニオンワークス」さんならベルルッティをどう修理してくれるのか?

という靴バカ界におけるまさに「矛盾」。この靴ほど美しい靴はないという靴のカリスマvsどんな靴も修理するというリペア界のカリスマ「ユニオンワークス」の夢の対決を実現することに。

(おおげさですが。。)

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というわけで、やってきました青山のユニオンワークス。

かなり久しぶりです。前回来たのはオールデンのUチップを修理してもらった時なので、おそらく、、、4年くらい前でしょうか、、青山の店ができてすぐだった気がします。

お預け期間は2週間とのこと。ベルルッティでの純正修理は3~4週というところでしたので、少し早い。メニューはレザーのオールソール。

踵のパーツタイプだけ選びお預けという運びに。

そして価格は、21000円とかなりリーズナブル!?でした。(あくまで純正修理よりは、、、ですが。。)

15000円以上の修理の場合は郵送で完成した靴を送料無料で送ってくれるとのことだったのでお願いしました。

あとは、仕上がりを楽しみに待つばかりです。

また届いたらブログにアップします。

http://www.union-works.co.jp/

 

 

 

 

 

 

先日ベルルッティのアンディの踵が減ってきたので、銀座店に持っていくと、ソール(靴底)がかなり擦り減っているとのこと。
他にも、私は足の小指が出っ張っているので、必ずインソールの小指のところが擦り減ってしまうのですが、そこもかなり擦り切れているとのこと。

このアンディ、買って以来気に入ってオフに結構履いていたので仕方ないのですが、お店の方に「どうされますか?オールソールとインナーやり直し。」と聞かれて、うーん。。「じゃぁお願いします。」と言って預けてきました。

待つこと1カ月弱。。

今日仕上がったとのことで取りに行くことに。

ベルルッティはおそらくディティール優先なのでおそらく製法はマッケイだと思うのですが、キレイに仕上がっておりまるで新品のようです。

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インソールも完全に新品に入れ替えられていて、もちろんブランドロゴもくっきりで完全に生まれ変わってくれました。

ただし、いくつかオールソールをして残念なことに失われてしまったディティールがあります。

1.飾り釘
デムジュールはソールに「Berluti」という飾り釘がされているのですが、これは製造時に本国(とお店では言われていたが、おそらくファクトリーのあるイタリア)で打ち込まれているもので、日本の職人では再現ができない。

2.ソールのパティーヌ
同じくデムジュールでは、ソールにも緑のパティーヌが施されていました。
これも、クラブなどと同じ普通のソールになります。

3.サイドのコバにされていた「B」の刻印
ベルルッティの靴にはサイドのコバに「B」というBerlutiのイニシャルマークが刻印されているのですが、これもどうやら製造時のみでジャポンで修理しても打ち込んではくれないようで、無くなってしまいました。

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デムジュールが凝った造りをしていたというせいもありますが、少しさみしいところではありますが、履かずに飾るよりはジーンズに合わせてガンガン履く方が靴も本望だとは思うので気にしないことにします。

ちなみに気になる正規店でのオールソール&インソール交換のお値段ですが、38,640円(税込)でした。

私はアンディは仕事には履いて行かないので、週に1回履くくらい。
約3年で交換と言う感じなので、(たぶんもうちょっと履けたとは思いますが、あと半年くらいでソールに穴が開く感じでした。)

ベルルッティ買う時にはメンテ費も頭に入れておかないといけませんね。

ユニオンワークスとかで修理した場合はどんな仕上がりになるんでしょうかね。

今回正規店で修理してよかったのは、やはり新品と同じ部品で修理してくれることです。
上記のように細かいディティールで失われるところはありますが、ソールのロゴなどはちゃんと入っているので本当に新品と言っても分からないです。

クラブラインのアレッサンドロが今度へたってくると思うのでこちらは興味本位にユニオンに聞いてみようかなぁ。と思います。

 

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最初は久しぶりに靴の話題。

オーツカのホールカットがソールのコルクが見えるほど痛んできたので修理に出すことに。
たまたま、イトシアに行く用があったので、マルイの8階の修理工房に頼むことに。

秋雨の季節になってきたので、ダイナイト化決定。
これで、去年ダイナイトにしたロイドに続いて2足目。

やはり、雨の日に履いている靴は痛むのが早いのが一目瞭然だ。
みるみるソールやコバが痛んでくる。

ソールが厚くなるのはイヤなので、4mmのダイナイトがベターな選択とは思っているけど、個人的にはあともう1mm薄くしてほしい。。
いつも言ってるような気がするけど、、、

どこかの部品メーカーに頼みたいくらいだ。

できあがりが楽しみ。

 
 
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久しぶりに靴の話です。
散々本格靴を買っておいて今更節約もなにもないよねw
と思ったりしますが、、大切に履けば結局節約に、、、なる、、、はず。。

というわけで、約3年前に購入したロイドフットウェアの黒ストですが、雨の日も、雨の日も、雨の日も(笑)活躍してくれて革底に穴があいてしまいました。

やっとです。。

なにがやっとかというと、、
買った時の日記↓

http://sumi.tv/k/shoes/2007/01/20071.html
そう、、やっとこの時が来たのです。。
ラバーソール(ゴム底)への張替!

元々雨用のゴム底靴を買いに行ったけど、ディティールが気に入らず、レザーソールの靴をガンガン履いて、底がへたったら底をゴムに張り替えるという作戦だったのですよ。

長かったなぁ~

というわけで、ロイドで、ダイナソールのオールソールをお願いし、返ってきましたよ~ばっちりです。

ディティールを崩さず、雨用の黒ストが完成しました!

ま、、オールソールは12000円くらいするので、このデフレの状況下安くはないですが、なにしろエコなこと、お気に入りのものを長く使えることは精神衛生上よいですね。

なにはともあれうれしいです。
雨の日、雪の日もこれで楽しみになりました。

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