さて、ベルルッティのアレッサンドロですが、以前の記事の通りユニオンワークスにてオールソールをしてもらったところ質実剛健なイギリス靴的なソールに生まれ変わり、その代わり若干元の繊細なディティールからイギリスとフランスのハーフに変化してしまったというところでした。
さて、このアレッサンドロ。
先日履いてみたところ、「履き心地がかなり変化」していました。
実は、オリジナルのアレッサンドロは履き心地はよかったのですが、歩くと若干疲れやすかった靴だったのですが、オールソールしてソールがしっかりしてからずいぶんと楽になりました。
これは発見でした。
ソールを張り替えることで、履き心地も変化、改善できるのですね。
ディティールを取るか履き心地を取るか?は購入者の意志ですし、履き心地にも、たくさん歩いての疲れにくさか、普段のフィット感か、足を圧迫しないラクさ加減なのかといった尺度もいろいろです。
その日の、シュチュエーションに歩く量、歩く地面、天候などを考慮して朝の靴選びを行うのがよさそうです。
ユニオンワークスでの修理は最初はディティールのみを見て、オリジナルのディティールが損なわれたかのようなコメントをしましたが、靴としてはパーティー靴から、だいぶ実用的になってかえって普段履きやすくなりました。