2008年3月アーカイブ

 

 

 

750399924_20.jpg750399924_149.jpg750399924_159.jpgさて、私の靴磨きはほぼライフワーク化していますが、ゲンさんの靴磨きを見よう見真似で試行錯誤していたところ、だいぶコツがわかってきたような気がしています。
私がやりたかったのは、よく「鏡面磨き」とか「ハイシャイン」とか言われてるものですが、これの磨きの時間をできるだけ短縮したいというのが一点。
そして、もう一つが、コードバンの革の場合に、独特の艶というか、ちょっとヌメっとした湿り気のある光り方をさせたいというのが二点目です。

ゲンさんの磨きを見ていて思ったのが、まずクリームの違い。
KIWIをベースに使っているようなのですが、やわらかさがゼンゼン違いました。
あとは、磨き方の違いです。
布を巻いた指でシャカシャカシャカと擦るというよりは、あくまで塗りこむようなタッチなのです。

というわけで、私なりのアレンジを加えてみるとだいぶ改善されたことを実感しました。

まず、
改善点①ワックスを付けた指を、水にも若干浸して塗りこむことで、ワックスを少しやわらかくしながら塗りこむ。
改善点②これまで、「水を付けすぎない」という本などの、アドバイスを気にしすぎていたので、思い切って少し湿ったくらいの布で磨きをかけてゆく。
改善点③但し、拭いた後に水が残らない程度の湿り気に保つ

そうすると、あれまぁ。これまでの半分くらいの時間で光り始めさせることができるようになりました。

また、カーフについては仕上げに乾拭きしていますが、コードバンは乾拭きせずに少しヌメっとした光り方をあえて残せるようになりました。

まだまだ、試行錯誤ですが、次はワックスの改良をすこしづつ試していこうと思います。

 

 

 

 

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